英単語は訳さないまま<Building Blocks Library>

reading 使用教材

miwa塾で使用しているReadingの教材に、BBL(Building Blocks Library)があります。今回は、そのLevel 4の中身を少し覗いてみましょう(BBL Level 4は、おおむね5年生向けの教材です)。

BBL Level 4

タイトルページをめくると、上のようなページが出てきます。右のページからストーリー本文が始まっています。BBLは、生徒たちと同い年ぐらいの子どもたちが主人公のストーリーです。スリルや笑い、そして突っ込みどころもあって、生徒たちも自然とひきこまれていきます。

そして左ページは、読み始めるための導入ページです。新しく出てきた単語、便利な表現、登場人物が紹介されています。

その左ページの上部を拡大すると、このような感じです。

新出単語

ストーリーに登場する単語が紹介されています。が、よく見ると日本語はありません。その代わりにイラストや矢印で、子どもでも意味がとれるように工夫されています。

このように、日本語を使わないで英文を読むようにすると、どんな良い点があるのでしょうか。一つ目は、英語だけの情報に慣れることができる、ということです。英語に慣れないうちは、英語だけで書かれたものにどうしても拒否反応が出てしまい、見ようとする気持ちがわいてきません。けれども、こうして英語だけの本に慣れることで、そうした事がいつの間にか克服できるようになってきます。

二つ目に、英語と日本語を脳内でやりとりする作業(翻訳作業)は、かなり脳が疲れます。一語一語を翻訳するという作業にエネルギーを注ぐのではなく、全体的に意味をとらえていくことで、疲れずに読むスピードを速めることができます。

三つ目に、イメージと結び付けて英単語を覚えることで、単語を思い出すための手がかりが増えます。もちろん、脳内で日本語をまったく使わないわけではなく、river=川という関連付けもされているはずですが、イメージを伴うことで、もっと思い出しやすくなるのです。

miwa塾では、フォニックスを学びはじめた後から、このBBLのシリーズを使っていきます。Level 0~9までのBBLを、一緒に読破してみませんか?

 

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