アクティブラーニング!

書く子ども 英語教育の動き

今日はmpiフォーラムに参加してきました。テーマは「アクティブラーニング」。

最近このアクティブラーニングという言葉をよく耳にしますが、一体どういうものを指しているのでしょうか?

生徒がアクティビティをするのがアクティブラーニング?体を動かすのがアクティブラーニング?スピーチをするのがアクティブラーニング?

レッスン中の生徒の、個々の作業に注目すると、なんだかどれもこれもアクティブラーニングに思えてきて、私の中では逆に意味があいまいになっていました。それが、今日の絵本ワークショップを担当してくださった、Damien Pratt先生の次のことばで非常にすっきりしました!

「生徒がアクティブになっているのがアクティブラーニング」。ですから、先生が生徒よりアクティブになっていてはダメなんですね。生徒が活動的に意欲的に問題解決に取り組む、それがアクティブラーニングなのです。

人間だれしも、子どもだけでなく大人も、自分の興味をもった事はとことん調べて、深くのめりこんでいきます。それがレッスンの中でも実践できることが、望ましいのです。

ですので、一見静かに本を読んでいる姿であったとしても、意欲的に問題解決をしているのであれば、それはアクティブラーニングということになります。一方で、生徒がやらされている感満載で歌っていたら、アクティブラーニングとは言えないのだと思います。

教師がレッスンの中でアクティブラーニングを実践するのは、非常に高度な仕事だと思いました。一筋縄ではいかない、正解がない…でもそこに自分の回答を出す。これこそ、教師自身にとってのアクティブラーニングですね。

(*本稿は個人的な考察であり、mpiやその他の方々の意見を提示するものではありません。)

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